梱包用の段ボールはどんなサイズがいいのか~急いで出荷する時に便利な方法を実際に考えてみた。

梱包集

こんにちは。愛パックダンボール 段ボール製品・箱販売の久我です。近年個人間取引(メルカリ、フリマ)などを利用して、荷物を梱包して発送することは一般的となりましたね。

断捨離が進んで部屋が綺麗になりました!
フリマプリでで意外と売れるので楽しく続けています!
・・・などの声をよく聞きます。

ずっと出品していた商品がもし、急に売れてしまった場合、正直焦りますよね。私も通販で段ボール販売を始めた初期の頃を思い出します。商品を発送するまで、資材集めや伝票を貼ったりと準備や手順がありますし、多種多様な商品を取り扱う方にとっては、梱包作業がネックになってくると思います。今回は技というほどでもないですが、ちょっとしたコツで簡単に梱包できる方法や事例などをご紹介します。

 

厚みが5cm程の長いのサイズの段ボール梱包について。

例えば、テニスラケットがそれに該当するサイズになると思います。ダンボールを使用する場合、まず緩衝材等で包み、傷や衝撃の保護をしつつ、長尺物の宅配便サイズの段ボールに入れるのが理想的かと思います。
入手することが難しい場合は板ダンボールを2枚使って挟み、端部を厚み分の3~5cm程度折り曲げるなど工夫をしてテープで止めていけば、比較的簡単に梱包できます。可能であれば、
折れ防止のため板状の物を敷くのも有効かと思います。

その他、大小様々な大きさが挙げられますが、お急ぎの方も多いと思います。こんな時は、少し大きめの板状の段ボールが手元にあれば、比較的に簡単に梱包できます。
一定間隔で3つか4つ折りに折り目を付けて筒状にし、余った部分で上下の蓋を作れば出来上がります。手元に届いた時に綺麗に工作した梱包の段ボールだったら、お客さんに喜ばれるかもしれません。

本・書籍等を段ボールにまとめて発送する際の梱包は?

流通量が多いと言われるハードカバーの単行本は、ビジネス書によく使われるサイズで、188mm×127mmです。まずはこちらを、百均等にある梱包用ラップでくるんでまとめます。
こちらの大きさの本を、実際に縦向きに11冊入りました。横向きに上に積んで収納しても、プチプチ等を挟み込めばうまく収めることが可能です。

また、本2冊程度の発送であれば、ネコポスサイズの箱やゆうパケットサイズの梱包用ダンボールを探しての発送がおすすめです。また、文庫本より大きめのA4判サイズの本は、80サイズ(310mm×220mm×240mm)の大きさは少し高さがありおすすめのサイズです。横向きで複数冊を積み上げて収納できるため、本を発送する数が少なめの時でも、梱包時に高さを調整するだけで良いためおすすめです。
本の梱包で段ボールを小さくするには?上蓋(高さ面)であれば、カッターで四隅に本の高さまで少し切り込みを入れ、A4のバインダーなどを使って折り目をつけることで高さ分のサイズを小さくできます。本だけでなくその他の物品にも同じような方法で梱包できます。「箱の余白(空間)がもったいない!」など、さらに商品と同じくらいのサイズにしたい場合は、長さ面と幅面がピッタリサイズの段ボールを探すと効率が良いですね。

木製彫刻製のいびつな形の物は、丁寧に梱包した後に段ボールに入れ発送

よくあるのは、お魚くわえた熊の彫刻物などですが、下の部分以外は平面の部分がありません。難易度が高い梱包となりますがこの場合は、できれば高さのあるダンボールに入れることで、隙間を埋める緩衝材を仕入れる手間とコストも省けます。

その際はまず、プチプチ等で商品をくるみます。中身に関して角や突起がある部分は保護する必要があります。「配送中に倒れてしまった…」「上部に物を置いたため破れた…」ということも十分に有りえます。できれば段ボールと物品の出っ張っている上と側面部分に、余った段ボールを小さく切り取って、張り付けたりなど工夫をすると安心です。また物品の重量があるため、底部分の強度を丈夫にしたい場合は、板状の段ボールや余った段ボールを切って底面を補強するなどの対策があります。どうしても中身を固定したい場合は隙間を緩衝材等で埋めます。

また、配送会社の宅配ドライバーさんに分かりやすく伝えるために、念のため段ボールの上部分に「天地無用シール」または「取扱注意シール」を貼っておくと、その後の荷物の取り扱いが丁寧になる可能性が有り安心です。

カードや定期入れ等の梱包方法~複数枚梱包する場合(おすすめ2通り)

少ない枚数の場合:あくまで多少抑えてもいい物や平面の物に限る簡易梱包です。段ボールを使用する場合は、板状の段ボールでA6やA5程度のサイズを探します。物品を上下で挟み込んで、周りをテープで閉じると簡単にできます。少し高さがある場合は、上下の段ボールの片面を1cm程折り曲げて上下をテープで留め、側面を余った段ボールで埋めたりと、自作するやり方もあります。
10枚以上複数枚の場合:宅配便でもいいのですが、最適なのは定形外(日本郵便)を利用することです。この出荷方法を見越して、A6かA5の高さの浅め(3cm以内)=ネコポスなどの発送用段ボールに入れ出荷するのがベストです。急いでいて今すぐ発送する場合は、上下の段ボールの片面を1cm程折り曲げて上下をテープで留め、側面を余った段ボールで埋めて発送します。

段ボールを使ってタイヤホイールを梱包する

これは比較的簡単に梱包が可能です。まず前提として商品に傷がつくと問題になるのは、ホイール部分になるためその部分の衝撃を保護する必要があります。タイヤの直径の大きさを測り、それと同じか少し大きめの板状の段ボール(正方形型)を探します。タイヤの上下を板段ボールで挟み、四つ角をテープで十字に一周して貼れば完成です。テープだけでは配送中の強度が不安という場合は、梱包バンド機がある場合に限りますが、段ボールの四つ角で固定して十字にバンド掛けすれば、丈夫かつスピーディーに梱包が可能です。もう少し丁寧に梱包する場合は、ホイールの上にプチプチなどの緩衝材を組み合わせてバンド掛けすれば、輸送中の傷から守れます。

釣り竿・バット・ゴルフクラブなど

極端に細長く、商品自体が折りたためないため、難しい形になります。ピンポイントで長さや大きさに合う段ボール箱を探すのは時間がかかるかもしれません。そんな時も大きめ(1mサイズ程度)のダンボール板があると役に立ちます。まずは物品に緩衝材等を巻き付けて衝撃から守ります。三つ折りで三角形、もしくは四つ折りで折り目をつけて四角形にします。難しい場合は均等に三等分/四等分で切って、縦にテープを貼り合わせます。余った段ボールを上蓋部分の形に合わせて切り、自作した上下の蓋を取り付けて完成です。細長い物であればある程度応用ができるので、板段ボールは汎用性がありおすすめです。
また長尺物の場合、巻きダンボールなどを使い巻き付けての梱包も有効です。

衣類(ジャケット)類の梱包は?

正面(襟部分)が上にくるよう、両側側面をたたみ、長方形にして梱包段ボールに入れ発送することが、ベストかと思います。
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